こんにちは、me:paka編集長のみのりです。
これから不定期で、me:pakaメンバーにとって「自分を知り、自分をひらく」ための参考書となったオススメ本を紹介してきます。

連載第一回目は、わたし みのりの生き方に影響を与えてくれた本、『生きているうちに。/ジョン・キム(サンマーク出版)』です。

一度目は純粋に物語として、二度目は自分の人生と照らし合わせながら味わう

生きているうちに。/ジョン・キム

この本に書かれているのは、主人公である「わたし」が謎の老人に導かれながら歩む【自分を知るための旅】の物語です。
飾り気のないシンプルな言葉で、淡々と物語が進んでいくので、わたしが最初に読んだときは始めから終わりまでサラッと読み終えてしまいました。
だけどこの短い物語の中に込められているメッセージは、どこまでも本質的。
だからこの本は一度物語を読んで終わりではなく、二度目以降に読んだ時にこそ真の気づきをもたらしてくれるのではと思うのです。

一度目は物語を純粋に楽しみ、二度目以降はこの本の主人公「わたし」になりきって、不思議な旅を続けていくうちに…

  • わたしは何がほしいのか
  • わたしにできることはなんなのか
  • わたしは何を持っているのか
  • わたしは誰なのか

他の誰でもない「自分自身」について、思わずハッとするような気づきが生まれていきます。

物語の中にはっきりとした答えが用意されているわけではありません。
ですが、自分自身について考えるための「ヒント」は至るところに散りばめられています。

わたしはこの本を読み返すたびに、「自分」という人間の本質を再確認しているような気持ちになります。
自分がそれまでの日々の中で実際に体験してきたプロセスと、元来持っている「自分」としてのゆるぎない本質。
この2つがどう繋がっているのか、この本を通して答え合わせを行っているような気がするのです。

「あなたに足りないものは1つもない」。本物の自分を生きるためのヒントを教えてくれる物語

「あなたに足りないものは1つもない」。本物の自分を生きるためのヒントを教えてくれる物語

あなたには人生に必要なすべての素材がそろっている。
生きるということは、その素材の使い方を学ぶことなのです。

人生の意味は、足りないものの獲得ではなく自分の内面にあるものの発見です。
あなたはいつものあなた自身を探せばいい。
それが「本物」の人生です。

引用:『生きているうちに。/ジョン・キム』24ページ

わたしたちはなにかに迷ったり立ち止まったりした時、とかく自分の中に「足りないもの」を見出そうとします。
そしてそこで見つけた「不足感」を新たな何かで埋めないことには、よりよい自分になることも、素晴らしい人生を送ることもできないのだと思ってしまいがち。
だけどこの本が教えてくれることは、その正反対のことです。

「すべては自分の中にある」

そんな「本物の自分」を生きるためのヒントを、不思議な物語は教えてくれています。

今の自分に自信を持てない。どうすればもっとよりよい自分になれるのだろう?
そんな風に感じてしまっている人にこそ、このシンプルかつ奥深い物語を手にとってみてほしい。
わたしと同じように1回読んだときには「良い話だね」で終わってしまったとしても。
二度目、三度目と折に触れて読み返すうちに、「本物の自分を生きる」ということはどういうことか、他の誰でもないあなたならではの答えを発見するかもしれません。

物語と自分の人生を照らし合わせることで、自分自身の内側にある本質や素晴らしさに気づかせてくれ、そっと背中を押してくれる。
そんな味わい深いこの本を参考書として、わたしはこれからも自分の人生をしっかりと生きていきたいです。