1月のある日の福岡、博多のイタリアンバルにて。
ここに、住む場所や仕事や年齢はバラバラながら、ある共通点を持つ4人の女性が集まりました。
その共通点とは…「早起きをして朝活を楽しんでいること」。
今日はこの4人に、「早起き&朝活」をテーマにいろいろとお話を聞いてきました!
座談会の中には、これから早起きをしたい人、朝時間をもっと充実させたい人にとって参考になるヒントがたくさん散りばめられてましたよ~。
それぞれのペースややり方で朝時間を楽しんでいる4人の早起き&朝活スタイルを、ぜひのぞいてみてください。
│ 座談会メンバー │

早起き生活を始めた、きっかけは?

―― まずはみなさんの簡単な自己紹介と、早起き歴を教えてください。
まこ: 夫と子ども2人との4人暮らしで、会社員をしています。早起き歴は5ヵ月です。
けいこ: わたしは夫が単身赴任中のためひとり暮らしです。会社員で早起きを始めて5ヶ月になります。
みどり: 夫が単身赴任中のため、娘と2人暮らしをしている会社員です。早起き歴は約1年です。
CoCo: 夫と2人暮らしです。週3勤務で働いています。早起きは始めたばかりで、まだ1ヶ月とちょっとです。

―― みなさんが早起き生活を始めようと思った、そもそものきっかけを教えてください。
まこ(家族4人暮らし): 2人目の育休から仕事に復帰して、自分の時間がほしいと思ったのがきっかけです。育休中から書いていたブログを書く時間を捻出したかったんです。
最初は夜子どもたちを寝かしつけたあとに起きるようにしていましたが、そうすると寝不足にもなるし仕事にも影響が出てしまうので…
1日の時間を上手く回すために早起きと朝活を始めるようにしました。
けいこ(夫単身赴任中で1人暮らし): わたしは朝バタつかないで、休日と同じように朝ごはんをゆっくり楽しみたいなぁと思って。
朝ごはんは自分にとって心の余裕なんですよね。
ホテルで出てくる朝ごはんが大好きだから、自宅でもホテルみたいに朝ごはんを楽しみたいと思ったのが早起き生活を始めたきっかけです。
みどり(子どもと2人暮らし): 夜は子どもとしっかり向き合ってゆっくり過ごす時間がほしいのと、朝バタバタして子どもに怒るのがイヤだったからです。
子どもにできるだけ「早くして!」って言いたくないから、早起きして自分のやりたいことをしたり、時間に余裕を持ちたいと思ったのが最初のきっかけですね。
まこ(家族4人暮らし): わたしは逆に早起きを始めてから、朝活が充実しすぎて、朝の準備時間がすっごく短くなりましたね。
夫と朝の家事や育児を分担して、なんとか朝の準備が整う感じなんですが…
それでも自分の時間がとれるようになったことでイライラしなくなったのが良かったなぁと思っています。
CoCo(夫と2人暮らし): 早起きを始めた一番大きな理由は、朝ごはんと夫のお弁当を作りたいと思ったからです。
それまでお弁当は作れる日と、起きれなくて布団の中から夫にいってらっしゃいと声をかける日があって。
日によってバラバラだったから、朝ごはんもお弁当も毎日作ってあげれたらいいなぁと思ったのがきっかけです。
それと前々から朝活には興味があったけど、早起きをしたことがなくて。
これをきっかけに自分自身も朝活を楽しんでみたいと思いました。
一同: 新婚さんならではのきっかけ、初々しくてすてき~!!!
早起き生活に移行するために、どんなことをした?

―― では実際にどうやって生活リズムを朝型に変えていきましたか?
早起きを習慣化する上で、工夫した点などはあれば教えてください。
夜は割りきって子どもと一緒に寝てしまう
まこ(家族4人暮らし): まずは子どもを寝かしつけたあとに起きるのをやめました。
下の子が卒乳して夜中起きなくてよくなった時期から、夜は割り切って子どもと一緒に寝るように。
以前は夜21時に寝かしつけたあと起きて深夜0時とかに寝てましたが、最近は遅くても22時までに寝るようにしてますね。
朝は5時に起きるのが理想だけど、実際は5時半~6時に起きてます。
朝すっきり目覚めるために、寝つきを良くすることに命をかける
けいこ(夫単身赴任中で1人暮らし): もともと2年くらい前に勤務地が変わって、7時起きだったのが6時起きしないといけなくなりました。
それを機に徐々に早起きをするようになったけど、本格的に早起きに取り組みはじめてからは、まず夜早く寝ることを心がけるようになりました。
22時までには寝るようにして、朝は4時半~5時半の間に起きるようにしています。
二度寝した時は6時くらいになってしまうんですが…。
寝た直後の90分の睡眠が全体の睡眠の質を決めると知ってからは、夜は照明をくつろぎモードに変えたり、お風呂に入る時も脱衣所だけ電気をつけるようにしたりしています。
あとは寝る前にお布団を事前に温めておいたりして、とにかく寝つきを良くすることに命をかけてますね(笑)
カーテンを閉めず、寝る前のスマホをやめる
みどり(子どもと2人暮らし): わたしはまず「5時に起きよう」って決意することから始めました。
それで、早く寝ようとしたけど実際はスマホをさわっちゃって、なかなかできなくて…。
そのうち春になったら、なんとなく起きれるようになってきたんですよね(笑)
その後カーテンを閉めないようにして、スマホをやめて子どもと一緒に寝るようにしたら、早起きが継続してできるようになって今に至ります。
今は早く起きれる日は4時、起きれない日でも6時には起きる生活をしています。
30分ずつアラームを早めて早起き生活へ移行
CoCo(夫と2人暮らし): わたしは30分刻みくらいでアラームをセットして早く起きるようにしました。
元々6時~6時30分くらいで、今は5時半くらいに起きれるようになってますが、理想はもっと早く起きたいんですよね。
最近は少しずつ二度寝が減ってきたから、また少しずつアラームを早めていけたらいいなと。
早起き生活を始めてから実感したいちばんの変化は?
―― では、早起き生活&朝活を始めてから、一番変化を感じたことについて教えてください。
早起き生活を始めたら、1日の時間が拡張した

早起き歴5ヵ月。育休から仕事復帰したばかりのまこさん
まこ(家族4人暮らし): わたしは自分に自信が持てて、フットワークが軽くなりました!
早起きやってみたら、意外といろいろできるもんだなって。
家計簿も滞りがちだったのが「やるか」って思えるようになったり。
他にも自分が「やってみたい」と思ってたことに、ただ思うだけでなく実際に取りかかれるようになって、人生が加速してきた感がありますね。
あとは1日が始まる前に自分の時間を持つことで、1日の時間が拡張した気がします。
1日が24時間なのは変わらないんだけど、やりたいことが前よりもどんどんできるようになってきたのに驚き。
夜だと疲れてるからついダラダラしちゃうけど、朝だと終わりの時間が決まってるから、1つひとつのことに集中できてよかったのかなと感じてます。
自分に自信が持てるようになった

早起き歴5ヵ月。朝ごはんを毎朝楽しんでいるけいこさん
けいこ(夫単身赴任中で1人暮らし): 「こんなにねぼすけなわたしでも、早起きができるんだ!」という自信になりました。
昔から全然起きれなくてギリギリまで寝てるタイプだったから、自分自身の変化が嬉しかった。
朝ごはんを楽しめるようになったことで朝の時間の満足度も高くなりましたね。
あとは朝活サロンでメンバーにみんなと交流や情報交換をすることで、やりたいことが明確になってきたというのもあります。
会社には「最近早起きしてる」と公言してるけど、朝時間はギリギリまで家で楽しんでるから、「その割にはギリギリに来るね」って思われてると思う…(笑)
意志力&習慣力が身について、気持ちに余裕が持てるようになった

早起き歴1年。夫単身赴任中のため子どもと2人暮らしのみどりさん
みどり(子どもと2人暮らし): わたしは今まで早起きのペースが乱れると、そのまま元に戻せなくて挫折…っていうパターンだったんです。
でも朝活サロンに入ってメンバーから刺激を受けることで、最初は前のめりなくらい朝活にやる気を持てるように。
ただその後また起きれなくなってしまったんですが、でも皆がそれぞれのペースで早起きを楽しんでるのがサロンでのやりとりから分かってくると、「わたしはわたし」って思えるようになってきました。
早起きのペースが乱れても、また元に戻せるようになってきて。
意志力と習慣力が強まった自分に自信がついて、気持ちに余裕が持てるようになったことが一番のうれしい変化ですね。
夫婦仲が良い感じに!

早起き歴1ヵ月ちょっと。夫想いのCoCoさん
CoCo(夫と2人暮らし): 夫婦仲が良くなりました!
お弁当作ったら夫も喜んでくれて。前は布団の中からいってらっしゃいの日も多かったから「申し訳ないな~」という気持ちがいつもあったんですよね。
早起き生活を始めてからは、自分自身も夫をサポートできてるという気持ちになれてるし、夫も喜んでくれて夫婦仲がより良い感じになってきました。
(続く)
次回の「早起き女子座談会(後編)」では、早起き生活をすることで困ったことや、実際どんなふうに朝時間を使っているのかについて、4人にお話していただきます。